食料品関連分野での市場シェア拡大を目指すAmazonが、新ブランドの食品スーパーの1号店を2020年にカリフォルニア州に出店する計画であることを米国時間11月11日に明らかにした。
「Amazonはウッドランドヒルズに2020年に食品スーパーを出店する」と、Amazonの広報担当者は11日午前、米CNETに認めた。この直前には同社ウェブサイトの求人ページに、新店舗要員となる人材の求人情報4件が掲載されていた。なおウッドランドヒルズはロサンゼルスの北西にあるコミュニティ。
同社によると、新店舗はAmazon傘下のWhole Foodsとは別のものになるという。ただし、他の場所への出店計画、品ぞろえや価格帯、スーパーのブランド名といった他の情報は明らかにされていない。なお、掲載された求人情報にはこの店舗について「Amazon初の食品スーパー」との説明があり、Amazonが同社のブランド名を冠した店舗を複数展開する可能性が示唆されている。
この店舗では、レジに並ぶことなく会計をすますことのできる「Amazon Go」技術は採用されない。レジは、他の食品スーパーと同じ従来型のものになると、同社は述べた。
Amazonは、2017年に132億ドルで買収したWhole Foodsの500を超える店舗に加えて、「Amazon Fresh」、メインのAmazonウェブサイト、「Prime Now」で食品宅配サービスを展開しているほか、Amazon Goでも食料品を扱っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス