リノべるは11月5日、iCracked Japanと共同で、ユーザーの暮らしに合ったスマート家電の設置と、機器の連携を含めた設定代行サービス「iTech Deliver for リノベる。」の提供を開始した。これにともない、中古住宅購入とリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」を利用するユーザーに対し、機器選定と設置場所の設計および提案などの、スマートホーム提案を標準化する。
iTech Deliver for リノベる。は、設置の代行と各機器の連携に加え、設置後もユーザーが自身でカスタマイズできるようなレクチャーを含む、リノベる。のオプションサービスとなる。
スマートスピーカーを活用して、いくつかの動作の連携を一言の指示で実行することも可能。例えば、「アレクサ、おはよう」の一言で、部屋のライトが点灯、エアコンがオンになり、ニュースと今日の予定が読み上げられ、テレビがつく、という一連の流れが完了する。
リノべるによると、日本におけるスマートホームの普及率は低いのが現状であり、リノベる。ユーザーからは、スマートホームに興味はあるものの、「どんな機器が必要かわからない」「スマートスピーカーは持っているものの、使いこなせていない」という声があったという。
今回、iTech Deliver for リノベる。で取り扱う製品は、実際にリノベる。のユーザーが利用したものの中から、将来の拡張性が高い製品を採用しているため、今後発売される新製品との連携も、手軽にできるとしている。また、スマートホームに適した設計の例として、掃除の手間を無くしたいユーザーには、お掃除ロボットが動きやすいフラットな床や、景観を邪魔しない機器の収納場所の提案を行う。
iTech Deliver for リノベる。については、今後、スマートホームを顧客に提案したいリノベーション事業者に対しても、情報を提供していく予定だ。
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