Uber、金融サービス部門「Uber Money」を発足--さまざまな金融商品を展開

 Uberは、同社の手がける各種金融商品を管理する新たな事業部門「Uber Money」を発足させた。Uber Moneyブランドで、「Uber Debit Card」「Uber Wallet」「Uber Credit Card」などの金融サービスを展開していく。

金融サービス部門「Uber Money」を発足(出典:Uber)
金融サービス部門「Uber Money」を発足(出典:Uber)

 Uber Debit Cardは、Uberドライバー向けのデビットカードで、「Uber Debit Account」を通じて管理可能だが、ドライバー向けアプリに統合する計画。配車に応じた際の報酬をリアルタイムに確認したり、支払いに利用したりできる。自動車への給油で3%から6%のキャッシュバックが適用される制度も、新たに始める。

 Uber Walletは、報酬管理のほか、送金などの処理を可能にする機能。今後提供されるUberの金融商品も、ここで一元管理できる。まず、数週間後にドライバー向けアプリで利用可能とする。その後、「Uber」および「Uber Eats」アプリでも使えるようにしていく。

Uber Walletで報酬などを管理(出典:Uber)
Uber Walletで報酬などを管理(出典:Uber)

 Uber Credit Cardは、Uberブランドのクレジットカード。「Uber Rides」「Uber Eats」「JUMP」「Uber Copter」といったUberの各種サービス利用に対し、5%のキャッシュバックに相当する「Uber Cash」が付与される。

Uber Moneyの紹介ビデオ(出典:Uber/YouTube)


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