ニコンは10月10日、「DXフォーマット」の新型ミラーレスカメラ「NIKON Z 50」を発表した。価格はオープンプライスで、11月下旬の発売を予定する。
Z 50は、ニコンのミラーレスカメラ「Z」シリーズとしては初の、DXフォーマット(APS-Cサイズセンサー)搭載機種。フルサイズミラーレスカメラ「Z 7」「Z 6」と共通のシルエットとしつつ、高さ約93mm×幅約126mm×奥行き約60mmと、小型・軽量なボディとなっている。
センサーの有効画素数は2088万画素。常用最大ISO感度は51200、拡張感度は204800までサポートする。オートフォーカスは位相差AFとコントラストAFのハイブリッドAF方式。フォーカスポイントは209点を備える。
画像処理エンジンはZ 7と同様、EXPEED 6を採用。センサーと画像処理エンジンの連携により、AF/AE追従かつブラックアウト無しで、秒間約5.5コマの連写が可能。さらに拡張連写機能として、AF/AE追従で最大約11コマの連写が可能となっている。なお、Z 7とZ 6に搭載していたボディ内手ブレ補正機能は非搭載で、手ブレ補正はレンズに依存する形となる。
画像モニターは3.2型104万ドットのタッチパネルを採用。チルト機構を備え、画面を180度回転するとタッチ操作で撮影が可能な「自分撮りモード」を備える。電子ビューファインダーは236万ドットで、視野率は約100%、50mmレンズ使用時の倍率は約1.02倍。
レンズについては、「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」と「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」の2本を同時に発表。ボディ単体での販売に加え、16-50mmが付属するレンズキット、16-50mmと50-250mmの2本が付属するダブルズームキットの3形態で販売する。
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