iFixitが、サムスンの最新「Galaxy Fold」を分解した。最初の分解レポートは、サムスンからの要請で削除されている。
iFixitは新たにGalaxy Foldを分解し、スマートフォンとタブレットのハイブリッドのようなこのデバイスの最新版にどのような変更が加えられたのか調べた。最初のバージョンのFoldで浮上したさまざまな問題を考えると、予想されていたことだが、多くのアップデートが施されていた。
iFixitによると、「サムスンは、われわれが最初の分解で提案したすべての修正をひそかに行っていた。すき間を埋め、折りたたみディスプレイを強化し、悲劇を招くことを知りながら誰もがはがしたくなる衝動に駆られた、あのディスプレイ保護レイヤーの縁を隠した」という。
分解チームは新たなGalaxy Foldについて、「サムスンの他のスマートフォンと比べて比較的分解しやすいが、それで十分とは言えない。Galaxy Foldはかなり繊細な作りのため、長期的な耐久性に不安が残る」と述べている。米CNETが先ごろ実施したテストでは、折りたたみに耐えられる回数としてサムスンが公式に明言している20万回に達する前にFoldは破損した。
改良されたことでデバイスの防塵性が高まり、ディスプレイも保護されたが、iFixitは「なぜこれらの明白とも思える耐久性能が最初にFoldの設計に組み込まれていなかったのか」という、もっともな疑問を提起している。
修理のしやすさは、10点満点で2点と評価されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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