アットハース、外国人向け多言語賃貸仲介プラットフォーム「AtHearth」

 アットハースは10月1日、外国人向けの賃貸物件契約手続きを、多言語かつオンラインで完結できるプラットフォーム「AtHearth(アットハース)」の提供を開始した。

左から、ジェネシア・ベンチャーズ 代表取締役 田島聡一氏、アットハース 代表取締役 紀野知成氏、ジェネシア・ベンチャーズ インベストメント・マネージャー水谷航己氏
左から、ジェネシア・ベンチャーズ 代表取締役 田島聡一氏、アットハース 代表取締役 紀野知成氏、ジェネシア・ベンチャーズ インベストメント・マネージャー水谷航己氏

 AtHearthは、入居希望者がパスポートや在留許可証等の必要書類をそろえた上で、英語、中国語、仏語(予定)にて、重要事項説明や面談等をオンラインで受けることができるというもの。従来約1カ月間必要だった内覧・決済・契約までを、来日前に最短3日程度で完了が可能だ。

 アットハースによると、首都圏の賃貸物件空室率は年々増加傾向にあるものの、在留外国人の受け入れ体制は十分に整備されておらず、不動産オーナーは言語の違いや保証人不在等を理由に、在留外国人の入居を断っている現状にあるという。

 AtHearth導入により、入居希望の外国人就労者や留学生は、ニーズに合った物件の検索・契約手続きを母国語で行い、住居を確保した状態で来日することが可能となる。

 また、物件を提供する不動産オーナーや管理会社は、多言語による集客・内覧・契約・支払い代行をアットハースに委託することで、入居者の幅を拡大し、空室率を大幅に下げることができるとしている。

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