例えば「look」「make」「must」。それぞれの単語の意味を知っていても、パッと見た(言われた)瞬間にその意味を把握して行動したり、自分でも自在に使ったりできるかというと、途端に自信がなくなる。ネイティブは、ここに挙げられているようなごくごく基本的な単語(Sight Words)を、最初に徹底的な反復練習で覚えるのだそうだ。
本書で挙げられている単語は、学校も含めて英語を勉強している人なら、おそらく全く見たことがないという単語はないだろう。しかし、意味と例文をひとつずつ確認していくと、「この単語はその位置で使われるのか」「そういうつながり方をするのか」といったことが多々あり、知識を再確認できる上、知らなかったことを知る良い機会にもなる。文法事項の説明は冒頭にコンパクトにまとめられているので、分からない用語がある場合は、始めに戻って確認しやすい。コンパクトとは言っても、確認しておくべきことばかりなので、必ず一度は目を通しておくことをお勧めする。
本書には別途スマートフォン用のアプリが用意されており、本で学んだ内容をテストで確認できる。アプリはとてもシンプルで、AndroidでもiPhoneでも利用できるので、ちょっとした隙間時間に利用するのにも最適だ。
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