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グーグルの「Works With Nest」プログラム終了にはガッカリだ

Jason Perlow (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2019年09月10日 07時30分
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 近づいてくる巨大ハリケーンに吹き飛ばされるかもしれないと心配していた8月30日のこと、私はBig Ass Fansから1通のメールを受け取った。ハリケーンよりは優しい風を運んでくれるシーリングファン「Haiku」のメーカーだ。

 私は現在、2台のHaikuを我が家のリビングと寝室に取り付けている。人の動きを感知して自動的に起動・終了する「スマート」家電であり、アプリで制御できるIoTデバイスでもある。

 購入の際、「Works With Nest」製品であることも注目ポイントだった。Works With Nestは、Google傘下のNestのサーモスタットと、他社のホームオートメーション製品を連携させるためのサードパーティー向け開発者プログラムだ。

 Haikuシーリングファンの場合は、Nestのサーモスタットと連携して風量を自動調節し、部屋の空調を最適化する。HaikuアプリからNest自体を操作することもできた。1つのアプリだけで空調を設定できるので便利だった。

 Big Ass Fansからのメールは、Googleが間もなくWorks With Nestプログラムを終了するというお知らせだった。Nestが2018年、Googleのハードウェア事業部に統合された結果、新しい「Works with Google Assistant」プログラムに移行するのだ。Googleは当初、Works With Nestを5月に終了すると発表し、顧客は大騒ぎになった。

 NestアカウントをGoogleアカウントに統合してくれというGoogleの要請を受け入れれば、私のHaikuはNestのサーモスタットと連携しなくなってしまう。その代わり、Nestサーモスタット(とNestベースの製品であれば何でも)は「Google Assistant API」で他の製品と連携できるようになる。

 Works With Nestと連携するよう設計された製品がいつ連携しなくなるかについては、はっきりしていないようだ。Googleは今のところ、Works With Nestと連携するよう設計された機能は引き続き使えるが、新しい機能は追加できず、新たにデバイスを「Works With Nest(WWN) cloud API」に接続することもできないとしている。

 Works With Nest向けに設計された製品はたくさんある。スマート電球のPhilips Hue、スマートガレージのChamberlain、スマートプラグのWemoなどだ。これらはすべて、私が自宅で使っているものだ。

 「Amazon Alexa」もだ。少なくとも今のところは特別に見逃されているようだが、Googleはいつでも、これも使えなくする可能性がある。なにしろ競合するスマートスピーカー、「Google Home」があるのだから。

 ひどい話だ。相互運用性がなくなるなどと、我が家のIoTグッズを買ったときには予想もしなかった。

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