Volkswagen(VW)は、3Dホログラフ技術を手がけているスタートアップ企業のSeeReal Technologiesに出資した。
SeeRealは、ルクセンブルクに拠点を置く企業。特殊な専用ゴーグルを使わず3D視できる画像表示技術などの開発に取り組んでいる。VWとは、2018年より共同研究してきた。
VWは、SeeRealの技術を自動車で利用し、各種情報を拡張現実(AR)表示するヘッドアップディスプレイや3Dダッシュボードを実現させる考え。たとえば、歩行者などに情報を重ねて表示して注意喚起したり、空中に各種操作用のスイッチを表示したりすることで、安全性と利便性を高めるとしている。
2020年発売予定の小型ハッチバック電気自動車(EV)「ID.3」に、SeeRealの技術を応用した情報表示装置を搭載する計画。
なお、同様の3D表示技術は、ドイツの自動車部品メーカーContinentalも研究を進めている。
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