アマゾンの「Fire HD 8」でAlexaが利用可能に--“スマートディスプレイモード”も搭載

 アマゾンジャパンは8月19日、同社のタブレット端末「Fire HD 8」の現行モデルで、クラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」が利用可能になったと発表した。Fire HD10、Fire 7はすでに対応しており、今回のサポートで、現在販売中のFireタブレット全ラインアップがAlexaに対応した。

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2018年6月に発表された米国版の「Show Mode」

 Alexaに対応したことで、音楽の再生やビデオ通話、タイマーのセット、レシピの検索、家電コントロールなどを音声のみで操作することができる。画面上部の設定画面をスワイプし、「ハンズフリーモード」を有効にすることで、ホームボタンを押さなくともハンズフリーでAlexaに話しかけることができる。また、ハンズフリーモードがオフの場合は、ホームボタンを押して話しかけるだけで、Alexaを呼び出すことができる。

 さらに、Fire HD8は「Show Mode」にも対応。設定画面からShow Modeを有効にすることで、Echo ShowやEcho Show5のような画面表示となり、8インチのスクリーン付きスマートスピーカーのように利用することができる。動画ニュースやネットワークカメラの確認、さらにAmazonで購入した楽曲の再生から歌詞も確認可能だ。

 なお、対応するFire HD8は、2018年9月発売の第8世代モデルのみ。Wi-Fi経由でのソフトウェアアップデートにより順次、使用が可能になるとしている。

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