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「所有する」時代の終焉--サブスクリプションエコノミーの台頭を告げる5つのトレンド

Vala Afshar (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2019年07月31日 07時30分
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 現在、世界は新たな時代に突入しようとしている。私たちは、それを「所有する概念の終わり」と考えている。

 それは何を意味するのか。簡単に説明すると、製品を所有することと、旧来の製品の経済性が過去のものになりつつある、ということだ。人々は、自宅を物理的な商品で満たすことに対して、以前ほど関心がなくなっている。前払いの費用や煩わしいメンテナンス、商品が陳腐化することへの不満と向き合いたくないのだ。もっと簡単に同じ、あるいはより優れた成果を得られる方法があるのに、なぜモノを買って所有する必要があるのか。言い換えると、「サブスクリプションで利用できるのに、なぜ所有する必要があるのか」というのが、消費者の新しい考え方だ。

 世界的に見られるサブスクリプションサービスのビジネスモデルのトレンドと消費者の支出行動への理解を深めるため、筆者は、Constellation Researchの最高経営責任者(CEO)で、われわれの週1回の動画ポッドキャスト「DisrupTV」で共同ホストを務めるRay Wang氏と筆者の対談相手として、Zuoraのグローバルブランド&コミュニケーションズ担当バイスプレジデントでサブスクリプションエコノミー専門家のMark Heller氏を招いた。Zuoraは、あらゆる業界のあらゆる企業が、サブスクリプション事業の立ち上げや管理、サブスクリプション事業への移行をうまく実現できるよう支援する、サブスクリプション型のクラウドベースソフトウェアの開発を手がけている。

Zuoraのグローバルブランド&コミュニケーションズ担当VPでサブスクリプションエコノミー専門家のMark Heller氏
Zuoraのグローバルブランド&コミュニケーションズ担当VPのMark Heller氏

 自宅をさまざまなもので埋め尽くし、棚に収まりきらないほど多くのCDやDVD、書籍を所有する必要はない。私たちの中には、もう自動車や自転車、衣服さえ所有しない者も大勢いる。その代わりに、それらをサブスクリプションサービスとして利用する。企業の世界では、SaaSとクラウドソリューションが従来のサーバーやそのほかのオンプレミスハードウェアに取って代わったが、それと同じことだ。あるいは、「Servcorp」や「WeWork」などのワーキングスペースを提供するサブスクリプションサービスを利用することで、複数年の不動産リースを解約する道を選んだ企業も多い。

 実際のところ、私たちは所有するという概念の終わりを目撃する一方で、「ユーザーシップ」の拡大も目の当たりにしている。すなわち、人々が所有するモノを減らして、より多くのサービスを利用するようになっている。これは、私たちの生活が過去10年間でどれだけ変わったかを考えれば分かることだ。

 なぜこのようなことが起きているのか。私たちは、消費者として求めるものが変わりつつあり、所有することよりも、アクセスと成果をますます重視するようになった。私たちが求めるのは、いつでもどこでもサービスにアクセスし利用できる自由だ。いつでも、最新のテクノロジーや製品モデルをすぐに利用できる状態だ。支払い方法の選択肢、サービスを一時停止したり再開したりできる柔軟性、サービスを自分の特定のニーズに合うようにカスタマイズできる機能も求めている。そして、サブスクリプションエコノミーによって、これらすべてのことが容易に実現できるようになった。

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