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体を使い汗をかくVRでの「パックマン」と「太鼓の達人」--MAZARIA新作を体験

佐藤和也 (編集部) 西中悠基 (編集部)2019年07月11日 08時00分
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 バンダイナムコアミューズメントは、池袋に新設するエンターテインメント施設「MAZARIA」(マザリア)のオープンに先駆けた内覧会を開催。そのなかで、新作VRアクティビティ「アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE」(パックマンチャレンジ)ならびに、「太鼓の達人 VRだドン!」(太鼓の達人VR)を公開した。

 MAZARIAは、三次元と二次元の世界をつなぐ狭間の世界をコンセプトとした“アニメとゲームに入る場所”をうたう施設で、池袋・サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階にて、7月12日にオープン予定。VRエンタメ施設「VR ZONE」で従来設置しているアクティビティに加え、新作も導入。アクティビティ体験中のみならず、内装やBGMなど空間全体で演出し、アニメやゲームの中に自身が入り込むような没入感を味わえる。

Oculus Questを活用し歩き回る「アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGE」

 パックマンチャレンジは、最新のVRデバイス「Oculus Quest」を活用した、自由に歩くことができるフリーローム型のVRアクティビティ。プレーヤー自身がパックマンとなって、VR空間に現れたメイズ(迷路)のなかを実際に歩きながら、クッキーを集めていくというもの。最大2人まで同時プレイが可能で、制限時間内に全5ラウンドをクリアするのが目的となっている。

ブースにはプレイエリアがあり、このなかを自由に歩くことができる。
ブースにはプレイエリアがあり、このなかを自由に歩くことができる。ちなみにBGMはKen Ishii氏による「The World of PAC-MAN」(Official Theme Song for PAC-MAN CHALLENGE)が流れる

 プレーヤーはOculus Questを装着するとともに、コントローラを両手に持つ。VR空間ではグローブとなって現れ、レバーを引くことによって、クッキーをつかむことができる。

説明映像より。自分で歩いて移動し、クッキーをつかんでいく
説明映像より。自分で歩いて移動し、クッキーをつかんでいく

 迷路にはモンスターも出現。ぶつかってしまうと一定時間クッキーをつかむことができなくなるペナルティがある。うまくよけたりやり過ごしながら、クッキーを集めていく。なお、パックマンではおなじみの「パワークッキー」をつかむと立場は逆転し、こちらからぶつかって撃退することが可能となる。

 VR空間のなかに入ると、迷路の壁はそこまで高くなく、全体をある程度見渡せる状態にはなっている。一方で、クッキーが全て同じ高さに配置されているわけではなく、床ぐらいの低い位置に置かれていたり、迷路の壁に空いている穴に置かれているなど、探す楽しみにも用意されている。また止まっているだけではなく、動いているクッキーもある。

 また、VR空間で見たモンスターは、筆者の主観にはなるが思っていたよりもかわいらしい。もっとも、ステージが進むごとにモンスターの数も増え、迷路の構造も複雑になっていき、きちんと動きを見ていないとぶつかってしまう。そんなモンスターに追われるような場面があると、パックマンの気持ちがわかるようにも思え、こういうところでパックマンの世界に入り込んでいる気分になれる。

ラウンドが進むと、モンスターの数が多くなっていく
ラウンドが進むと、モンスターの数が多くなっていく

 実際に体験していると、歩き回ったり止まったり、そして立ったりしゃがんだりと、アスレチックVRの名の通り、思いのほか全身を動かすアクティビティとなっており、短い時間ながらも汗をかくほど、スポーツ的な要素もある。

 また、これまでのフリーローム型VRコンテンツは、重量のあるバックパックPCを背負うのをはじめ、センサーのついたパーツなど重装備になることが多かったが、本作ではOculus Questとコントローラーのみとなっており、身軽で動きやすいのも印象に残ったところだ。

体を使って叩く快感を味わえる「太鼓の達人 VRだドン!」

 太鼓の達人VRは、和太鼓リズムゲーム「太鼓の達人」のVRバージョンと言えるアクティビティ。太鼓の達人の世界である「太鼓ワールドン」に入り、どんちゃんたちと一緒に太鼓祭りを盛り上げるという内容。

ブースでは、最大4人が同時に体験できる
ブースでは、最大4人が同時に体験できる

 プレーヤーはVRゴーグルのほかに、VR空間では太鼓のバチになる専用コントローラー「バチコン」を手に持つ。このバチコンは、振ると衝撃があり、空中でも“叩いている”という感覚が得られるようになっている。

専用コントローラーの「バチコン」
専用コントローラーの「バチコン」

 VR空間に入ると、アーケード版「太鼓の達人」の筐体が出現し、難易度を選択。そうすると、太鼓ワールドンの世界に入っていく。広場や櫓の下でこの世界の説明があったのちに、床がせりあがっていき、櫓の上でスタンバイ。周囲を見渡すと、太鼓の達人でおなじみのキャラクターたちが集まっている光景を見ることができる。

 ゲームとしては、飛んでくる音符をタイミングよくバチコンを振って叩いていくというもの。楽曲は「夏祭り」や「千本桜」など5曲が用意されているという。

VR空間内での様子。音符がこちらに向かって飛んでくる。大きい分迫力もあるが、判定も広いので叩きやすい
VR空間内での様子。音符がこちらに向かって飛んでくる。大きい分迫力もあるが、判定も広いので叩きやすい

 体験にあたって楽曲は千本桜を選択。筆者は太鼓の達人のほか、リズムゲームのプレイ経験もあることから「むずかしい」で挑戦したのだが、音符が怒涛のように飛んできて、それを必死に叩いていく形となった。とかく、このときの音符は“こちらに突進してくる”と表現したほうがいいかもしれない。また、決まったところだけに飛んでくるわけではないため、左右や上などいろんなところへ腕を伸ばして叩く必要もあるため、アクションゲームさながらのゲーム体験が味わえる。

左右や上など、いろんな場所を叩くため、足は動かないものの、その分腕や体は動く
左右や上など、いろんな場所を叩くため、足は動かないものの、その分腕や体は動く

 むずかしいで挑む場合は、相応にリズムゲームの経験は必要かつ、運動量もあるものだが、叩いた時のバチコンの反動や演出などで、次々と叩いていく感覚は爽快で格別なもの。心地よい疲れがあったことも含めて、体を使って太鼓を叩くことの魅力を感じられた次第だ。

 なおMAZARIAでは、VRを活用した新作アクティビティとして、ゾンビ映画に入ったような体験ができる「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」も稼働する。また、パックマンチャレンジと太鼓の達人VRは、大阪・梅田にて運営しているVR施設「VR ZONE OSAKA」でも、7月20日から稼働予定としている。

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