飲食店向け予約/顧客台帳サービス「トレタ」を開発・販売するトレタは7月8日、分析サービス「外食データクラウド」の提供を開始したと発表した。
外食データクラウドは、飲食店における予約行動や喫食行動のデータ分析を効率的に行うための分析ツール。2019年4月に発表したAIによるデータラベリング技術を活用しており、POSデータや各種データを分析可能な状態にまでクレンジング(正規化)できるという。
また、一般的なBIツールとは異なり、同社が保有する予約情報に基づく飲食店データや喫食データなどの外食に特化したグラフがプリセットされ、サービス利用開始からすぐに見たいデータを取り出すことが可能。
各グラフは、グローバルフィルタによりフィルタリングでき、エリアごと、客単価ごと、曜日ごと、時間帯ごと、グループサイズごとなど、さまざまな切り口でのデータ分析に対応する。
さらに、エリアごとの飲食消費傾向や業態ごとのドリンク消費傾向、価格帯ごとの売れ筋を直感的に見ることができ、全国の飲食店データが利用できるので、今までできなかった他社との比較も容易だという。
これにより、例えばドリンクやフードの価格帯ごとの売れ行きを参照し、自店舗の商品の適正価格の検討にも生かせるようになる。
なお、NTTドコモの匿名化統計データも搭載する。これにより、アンケートから取得した飲料の嗜好などを居住エリアや職場エリアごとに分析できるため、外食産業における購買データと消費者属性データを組み合わせた可視化が可能。
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