LINEは6月27日、大規模カンファレンス「LINE CONFERENCE 2019」を開催し、Fintechサービスのアップデートを発表した。
同社は、Visaとの連携を強めており、1月にVisaブランドのクレジットカードを、6月にはLINE PayでのVisaバーチャルカード発行を発表している。さらに、Visaの全世界の加盟店5400万店舗にて、LINE Payで決済できるソリューションを開発するという。
今回、LINE PayのVisaクレジットカード発行業者としてオリコが担当すると発表。さらに先行予約を8月よりスタートすると発表した。このクレジットカードは、年会費初年度無料(次年度以降も年間1回以上のカード利用で無料)、ポイント還元率は3.0%(発行初年度のみ)、Visaのタッチ決済機能を搭載する。
さらに、東京オリンピックのマーケティングでVisaと連携。オリンピック限定デザインとして、日の丸をイメージしたレッドカラーのクレジットカードを枚数限定で発行。LINE Payを通じてのみ申し込みできるとしている。
LINE Payでは、メルペイとキャッシュレス決済のアライアンス「MoPa」に、NTTドコモが提供する「d払い」が参画すると発表。これにより、ドコモが持つ全国の営業リソースや代理店など営業パートナーのリソースを最大限活用することで、店舗開拓などを共同で実施する。なお、MoPaに参画した企業であれば、他社のQRコードを読み取っても決済が可能となる。このため、LINE Payやメルペイ加盟店でもd払いで決済できるようになる。
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