オンライン完結型ファクタリング(請求書買取)サービス「クラウドファクタリングOLTA」を提供するOLTAは6月24日、SBIインベストメント、ジャフコ、BEENEXT、新生銀行を引受先とした第三者割当増資により18億円の資金調達を実施すると発表した。
また、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行をはじめとする複数の金融機関との融資契約により7億円を調達し、資金調達の合計は25億円。資金調達額は累計30億円になるという。
同社は、入金待ちの請求書を即座に事業の運転資金に替えることができる「ファクタリング」が、特に中小企業にとっての新しい資金調達の選択肢になると考え、約20万社のデータに基づくAI(スコアリングモデル)を開発。クラウドファクタリングOLTAの提供を開始した。
クラウドファクタリングOLTAは、書類提出なしに全ての手続きがネットで完結。また、請求書の申し込みから最短24時間以内に現金化でき、手数料は業界最安水準の2〜9%としている。
サービス開始以降、2年で申込総額は100億円を突破。さらに、ファクタリング事業における財務体質の強化と、主に採用強化に向けた投資の実行を目的とした資金調達を実施し、累計約30億円を調達した。
今後は、金融機関や事業会社との連携を経て、中小企業のキャッシュフローを改善。地域経済の活性化の一助となるよう努めるという。
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