MacKenzie Bezosさんは米国時間5月28日、莫大な資産の少なくとも半分を寄付する計画を明らかにした。
Amazon.comの創設者で最高経営責任者(CEO)を務めるJeff Bezos氏との離婚がまもなく成立するMacKenzieさんが、「The Giving Pledge」に参加した。The Giving Pledgeは、世界の大富豪が生前または遺言で資産の半分以上を慈善事業に寄付することを約束する取り組みだ。MacKenzieさんは、約1カ月後に離婚が成立すると資産が約370億ドル(約4兆円)となり、世界の大富豪の仲間入りをする。
MacKenzieさんはThe Giving Pledgeへの書簡の中で次のように述べた。「私には、人生の中で培ってきた資産に加えて、共有すべき不相応の額の財産がある。慈善事業に対する私の取り組み方は、これからも引き続き思慮深いものになる。慈善事業には、時間、努力、配慮が必要だろう。しかし私は、待つことをしない。これからも金庫が空になるまで続けていく」
MacKenzieさんはJeff Bezos氏とともに、結婚の平等、がん研究、ホームレスへの住宅支援、不法移民向けの大学奨学金に寄付してきたが、The Giving Pledgeはそうした取り組みについても紹介した。
Jeff Bezos氏は次のようにツイートした。「MacKenzieは慈善活動で活躍し、思慮深さを発揮して成果を上げるだろうし、私は彼女を誇りに思う。彼女の書簡はとても美しい。がんばれ、MacKenzie」
The Giving Pledgeには現時点で200組を超える個人とカップルが参加している。これはBill Gates氏とMelinda Gates氏および投資家のWarren Buffett氏が2010年に始めた活動だ。Bloomberg Billionaires Indexによると、Microsoftの共同創設者であるBill Gates氏は世界長者番付で2位、Buffett氏は4位となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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