世界保健機関、「ゲーム障害」を国際疾病に認定

Michelle Meyers (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 高森郁哉 (ガリレオ)2019年05月27日 11時42分

 世界保健機関(WHO)は欧州時間5月25日、「国際疾病分類」(ICD)の最新改訂版(ICD-11)を採択した。現代病のリストに「ゲーム障害」が追加されている。

提供:Sarah Tew
提供:Sarah Tew

 WHOは2018年6月、「依存的な行動に起因する障害」の項目に「ゲーム障害」を分類した。

 ゲーム障害の主張と相反する研究に言及し、ビデオゲームの長所を訴えたとされる業界団体の反対にもかかわらず、ICD-11は第72回世界保健総会で正式に承認された。

 WHOによる説明は以下の通りだ。「オンラインまたはオフラインにおける持続的または反復的なゲーム行動のパターン。明らかな徴候として挙げられるのは、ゲームに対する制御がきかなくなる障害、他の人生の関心事と日常の活動よりもゲームを優先事項となるほどゲームへの優先度が高まること、悪影響の発生を顧みないゲームの継続や過熱」

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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