電子書籍読み放題を提供しているビューンは5月21日、店舗を経営する法人向けにサブスクリプション型サービスの導入を支援するサービス「Sub.(サブ)」を開始した。
Sub.は、「月額XX円でコーヒー飲み放題」といった定額サービスなど、サブスクリプション型サービスの導入に必要な、継続的に決済する仕組みや定額会員の管理といった機能をパッケージ化したシステムだ。全国のレストラン、飲食店、カフェ、美容室、整体院などの店舗や、コワーキングスペースなどが導入のターゲットだ。
店舗はSub.を活用することで、安定収益の確保や新規顧客の獲得が見込めるメリットがある。
来店客はスマートフォンから定額サービスを購入でき、店頭で商品の引き換え画面を見せるだけで利用できる。そのため、店舗側で専用機器の購入や複雑なオペレーションなどを行う必要もない。
店舗情報を掲載したウェブサイト「Sub.ポータルサイト」も同時にオープン。会員登録すると、設定した地域の店舗が掲載したお得な情報などを確認できる。
まずは、プロントの一部や、ボディケアのRe.Ra.Ku、猫カフェCoo&RIKUなど7企業22店舗が導入。たとえば、IL BAR新橋ウィングでは月額2500円で1日2杯までコーヒーをテイクアウトできる。
なお、権利は月をまたいでは繰り越せないしくみで、余りそうな権利をLINEまたはSMSで友だちにプレゼントできるしくみも備える。会員登録など不要で利用できるため、口コミでの拡散効果も期待できるとしている。
店舗側が利用にあたって必要になるのは、基本料として月額4980円(税別)で、キャンペーン料金は3980円。ほか、チケットの販売額に応じて販売手数料が11.9%~20%かかる。これはクレジットカードの手数料を含んだ手数料率だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス