オンキヨーは5月15日、ホームAV事業を米国Sound Unitedとその持株会社であるViper Holdings Corporationに譲渡すると発表した。同日開催した取締役会にて決定し、6月26日に開催予定の時株主総会で承認を諮る予定。
オンキヨーでは、2015年3月にパイオニアグループのホームAV事業を統合。ヘッドホン、イヤホン、デジタルオーディオプレーヤーなどのモバイル機器のほか、AI(人工知能)対応製品の開発にも取り組んでいた。
Sound Unitedは音響機器の開発設計、製造販売を手がけ、デノン、マランツ、ポークオーディオなどのブランドを傘下に持つ。今回の事業譲渡よって、Sound Unitedは、AV事業において世界トップクラスの規模を有することになる。
オンキヨーは今後、ヘッドホン、イヤホン、デジタルオーディオプレーヤーなどのモバイル機器の企画、販売を中心としたデジタルライフ事業と、家電、自動車メーカーをはじめとする企業に対して音のソリューションを提供するOEM事業に注力していく。
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