Nikeは、最適サイズのNike製シューズを選ぶための新機能として、足の計測をスマートフォンのカメラで実行する「Nike Fit」を発表した。
一般に靴のサイズは足の長さと幅を基準に決められるが、これだけだと実際には不十分だという。その結果、5人に3人はサイズの合わない靴を履いているそうだ。
そこでNikeは、コンピューター画像処理、データサイエンス、機械学習、人工知能(AI)、レコメンデーションアルゴリズムを組み合わせ、新たな計測ソリューションを開発。左右の足それぞれの形状を完全に測ることで、ぴったりフィットするNike製シューズを選べるようにする。
計測は、スマートフォンのカメラで足をスキャンして実行。両足について13カ所のデータを取得するのだが、ものの数秒で済むとしている。計測できたら、アプリや店舗で最適なサイズのシューズが選べる。計測データは「NikePlus」会員のプロフィールとして保存され、必要なときに参照できる。
Nike Fitによる計測は、スマートフォンのアプリだけでなく、店舗に用意されたNike Fit用マットでも実行可能。
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