アユートは、Astell&Kern(アステルアンドケルン)ブランドから、ポータブルオーディオプレーヤー「KANN CUBE(カンキューブ)」を発表した。ESS最新の8ch DACをデュアルで搭載する。発売は6月を予定。直販サイトでの税込価格は19万9980円になる。
KANN CUBEは、12Vrms(バランス)、6Vrms(アンバランス)の高出力再生と低ノイズ化の両立した「KANN」に次ぐモデル。ESS Technology製SABRE PROシリーズ最新の8ch DAC「ES9038PRO」を、ポータブルオーディオプレーヤーとして初めてデュアル搭載している。
バランス出力時に最大12VrmsでS/N比117dBという、高出力化と高S/Nを両立。KANN CUBE単体で、高インピーダンスのヘッドホンや平面駆動などのヘッドホンも、しっかり駆動するとしている。
PCM最大32bit/384kHzとDSD256(11.2MHz/1bit)のネイティブ再生に対応し、MQA(Master Quality Authenticated)の再生もサポートする。
本体サイズは、高さ140mm✕幅87.75mm✕奥行き31.5mmで、重量約493g。128GBのメモリを備えたほか、microSDカードスロットを搭載する。Wi-Fi、Bluetoothに対応する。3.5mm出力端子と兼用の光デジタル出力のほか、MINI XLR端子を搭載し、XLR端子変換ケーブルを併用することで、ピュアオーディオシステムへバランス伝送を行うことが可能だ。
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