食品の位置と分量を見極めるセンシングで適温に--東芝、オーブンレンジ「石窯ドーム」

 東芝ホームテクノは、業界最高となるオーブン温度350度に対応した過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品として、フラッグシップモデル「ER-TD7000」のほか、「ER-TD5000」「ER-TD3000」「ER-TD100」の計4製品を6月上旬より順次発売すると発表した。いずれも、総庫内容量は30Lとなる。

 オーブンレンジの使用目的として、オーブン機能以外に日常的に食品の「あたため」機能が多用されているが、食品を置いた位置や分量によっては、あたため過ぎたり逆に足りなかったりすることがあった。

 そこでフラッグシップモデルの「ER-TD7000」と「ER-TD5000」では、食品の位置や分量を見極め、食品領域のみセンシングする「ねらって赤外線センサー」を新搭載。食品の位置に合わせてより適温にあたため、仕上がり温度のばらつきを低減している。

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 ER-TD7000の発売時期は6月上旬。カラーは、グランホワイトとグランブラックの2色を用意する。市場想定価格は、17万円前後。

 ER-TD5000の発売時期は6月中旬。カラーは、グランホワイトとグランブラックの2色を用意する。市場想定価格は、13万円前後。

 ER-TD3000の発売時期は7月上旬。カラーは、グランホワイトとグランブラックの2色を用意する。市場想定価格は、9万円前後。

 ER-TD100の発売時期は7月中旬。カラーは、グランホワイトのみ。市場想定価格は、6万8000円前後。

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 近年はより「時短・省手間」が望まれる傾向にあることから、食材や調味料を混ぜて約1分の加熱で出来る「おつまみ1分メニュー」や、赤外線センサーで温度を検知しながら、レンジの加熱量を制御することで時間短縮を実現した「スピード低温調理」の3レシピについても、全機種に搭載している。

 この他にも、定番のスイーツが糖質とカロリーを抑えた食材で作れる「糖質カットスイーツ」(4レシピ)、冷凍保存した市販の食パンをトースト出来る「トースト(冷凍)」コースを全機種で新搭載している。

 それぞれのモデルの違いは、「ER-TD7000」「ER-TD5000」「ER-TD3000」はいずれも同サイズ(幅498mm×奥行き399mm×高さ396mm)だが、自動メニュー数/総レシピ数(ER-TD7000は476/495レシピ、ER-TD5000は161/327レシピ、ER-TD3000は137/200レシピ)に違いがある。

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 過熱水蒸気は、「ER-TD7000」と「ER-TD5000」は100〜250度、300度。「ER-TD3000」と「ER-TD100」は100〜250度となっている。

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 また、温度設定範囲については、「ER-TD7000」と「ER-TD5000」は、100〜300・350度、発酵(30,35,40,45度)、スチーム発酵(30,35,40,45)だが、「ER-TD3000」は100〜250・300度、発酵(30,35,40,45度)、スチーム発酵40度になっている。

 ER-TD100は、加熱方式に「上下ヒーター加熱」(他3機種は、2段調理が可能な熱風循環加熱)を採用。温度設定範囲も、100〜250度、発酵(30,35,40,45度)となっている。

 センサーについては、「ER-TD7000」と「ER-TD5000」がねらって赤外線センサー(1024ポイント赤外線センサー)/(温度センサー)なのに対し、「ER-TD3000」と「ER-TD100」は8つ目赤外線センサー/温度センサーを採用した。

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