IoTショールーム「+Style」を展開するプラススタイルは4月18日、SIMフリーの小型4Gスマートフォン「Palm Phone」の予約受付を開始した。4月24日に発売する。価格は、+Styleの公式サイトで税込4万4800円。
Palm Phoneは、Palm初のAndroidスマートフォン。クレジットカード(53.98×85.60mm)とほぼ変わらないサイズ(約50.6×96.6mm)を実現し、厚さも7.4mmと薄型なのが特徴だ。重さは約62.5g。
Palmといえば、Palm OSを中心に一大PDAブランドとなり、IBMの「WorkPad」やソニーの「CLIE」など、1990年代から2000年代にかけて各社からPalmデバイスが登場していた。2010年には、HP(元ヒューレット・パッカード)に買収されたが、現在では中国のスマートフォンメーカーであるTCLの傘下になっている。
SoCは、クアルコムのSnapdragon 435(MSM8940、1.4GHzオクタコア)を採用し、RAMは3GB、ストレージは32GB、3.3インチHD液晶(1280×720ピクセル)、1200万画素のメインカメラ、800万画素のフロントカメラ、nano SIMスロット×1を内蔵。さらに、IP68の防水・防じん性能を備えている。なお、バッテリ容量は少し心もとない800mAhとなる。OSはAndroid 8.1。
指紋認証センサーなどは搭載していないものの、フロントカメラを使った顔認証に対応。そのほか、利用したいアプリの頭文字を書くことで、ロック画面からお気に入りのアプリにアクセスできる「ジェスチャーパッド」や、画面オフ時に電話やメッセージなどのアプリ通知を非常時にできる「Life Mode」などを搭載している。
対応周波数は、4GがBand 1/3/7/8/20、3GがBand 1/2/5/8。なお、VoLTEには対応しないとしている。
プラススタイルでは、Palm Phoneの取り扱いにあわせ、純正ケース「Palm Leather Case with Neck and Wrist Lanyards」と、「kate spade new york(ケイトスペードニューヨーク)」のPalm Phone専用ケース「kate spade new york Flexible Hardshell Case for Palm」を、4月24日以降に順次発売するとしている。
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