新しいノートPCの購入時にまず考慮すべきことの1つは、バッテリー持続時間だ。重要な会議やクロスカントリー競技の視聴の途中でPCがシャットダウンしてしまうような事態は避けたいところだ。
米CNETのCNET Labsが実施した大規模なバッテリーテストの結果に基づいて、2018年から2019年初めにかけて発売されたノートPCのバッテリー持続時間ランキングが決定した。
対象は「Windows」や「macOS」搭載のノートPC、Windows搭載の2in1ハイブリッドノートPC、「Google Chrome OS」搭載の「Chromebook」などだ。「Android」や「iOS」搭載のタブレットは含まれない。今回のテストは、非公開の動画をWi-Fi接続でストリーミングし、ループ再生するというもの。ただし、この結果にはCNET Labsがテストした特定の設定が反映されていることと、画面解像度とCPUの選択がバッテリー持続時間に影響を及ぼす重要な要素であることに留意してほしい。
上位5モデルとそのバッテリー持続時間は以下の通りだ。
軽量であることに加えて、LG gram(15.6インチ)の最新版はバッテリー持続時間が長く、前モデルよりも約4時間長い。
ASUS NovaGoは、「Qualcomm Snapdragon 835」プロセッサーを活用し、長いバッテリー持続時間とセルラーネットワーク経由の常時接続を実現している。バッテリーのスタンバイ時間は30日となっているので、バッグの中でいつの間にか充電が切れているといった心配の必要はなさそうだ。
このThinkPad X1 Carbonの2018年版は、2560×1440の解像度で、Adobe RGB色域を100%再現する最大輝度500ニトの14インチディスプレイを搭載している。「Dolby Vision HDR」に対応しており、これまで以上の輝度、コントラスト、カラーパレットを実現している。これらの機能に加えて、長いバッテリー持続時間も備えている。
高いパフォーマンスと、スタイリッシュで機能的なデザインにより、Lenovo Yoga C930は市場で最も優れた2in1ノートPCの1つとなっている。12時間以上のバッテリー持続時間はさらなる利点だ。
「世界最小の13インチノートPC」とうたわれているXPS 13は、主に速いパフォーマンスと12時間というバッテリー持続時間により、このサイズのWindows搭載超軽量プレミアムノートPCの中でCNET Labsの1番のおすすめだ。先頃発売された2019年版では、旧モデルにあったウェブカメラの配置問題が解決されているとのことから期待が高まる。同じレベルのバッテリー持続時間にも期待したい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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