任天堂が早ければ2019年夏にも「Nintendo Switch」の新型モデルを投入する可能性があるという。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間3月25日に報じた。
WSJは、サプライチェーン関係者や試作品を入手したゲーム開発者などの匿名情報筋らの話として、任天堂がNintendo Switchの新型モデル2種を発表する予定だと報じている。
一方は、既存モデルの性能を強化したバージョンで、ゲーム愛好家をターゲットにしているが、ソニーの「PlayStation 4 Pro」やMicrosoftの「Xbox One X」ほど高い機能は搭載されないという。もう一方は、それよりも価格を抑えた一般消費者向けのバージョンで、8年前にリリースされた携帯型ゲーム機「Nintendo 3DS」の後継を想定しているという。どちらのモデルにも、シャープの新しい液晶ディスプレイが搭載される可能性があると、記事は伝えている。
任天堂が2019年夏にゲーム機を刷新し、廉価版も発売する計画だとする報道はこれまでにもあった。同社は6月に開催される「E3」で新型モデルを発表し、その後数カ月以内に発売する可能性があると、WSJは報じている。
廉価版は、コストを抑えるために、コントローラが振動する「HD Rumble」機能などが取り除かれる見込みだ。
米CNETは任天堂とシャープにコメントを求めたが、回答はすぐには得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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