Teslaは米国時間3月10日、店舗の多くを閉鎖するという計画を一部撤回した。
Teslaは閉鎖する予定だった店舗の約半数を残し、ハイエンド車種である「Model 3」「Model S」「Model X」の価格を「世界中で平均3%ほど」引き上げると発表した。
価格改定は、3万5000ドル(約390万円)の新型Model 3には適用されない(これを市場に投入することが、当初の店舗閉鎖計画の理由だった)。また、3月18日まで適用されないため、購入を検討していた人は、注文までまだ1週間の猶予がある。
すでに閉鎖された店舗のうち、「知名度の高い立地」にあった数軒は、店員を減らして再オープンする。
同社は「世界中のすべての販売は今後もオンラインで行われるということを明確にしておきたい。Teslaの購入を検討していて店舗に来店した顧客にはただ、スマートフォンで数分で注文する方法を紹介することになる」としている。ただし、車両をすぐに手に入れたい顧客のために、店舗には少量の在庫を用意する。
Teslaは、店舗の20%について数カ月間調査を続け、その後、残すか閉店するかを決めるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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