セーフィーは3月12日、トランシーバー感覚で使える、クラウド録画カメラ「Safie Pocket」を発表した。建設現場と事務所などをリアルタイムにつなぎ、作業の効率化に結びつける。
Safie Pocketは、高さ78mm×幅44mm×奥行き28.6mmで、重量約105gのコンパクトサイズ。作業服のポケットに装着ができ、つけたまま自由に動ける。
本体には、リアルタイムで双方向通信できる機能を備え、建設現場と事務所をつなぎ、現場の施工状態を事務所にいながら確認することが可能。管理監督側とリアルタムにコミュニケーションがとれるため、詳細を見たい部分の指示出しや、疑問点の問い合わせなどがその場ででき、現場に近い感覚で確認ができる。
近日中には、建設業界向けのクラウド録画オプションプランの提供も予定。あらかじめスケジュールを設定しておくと、タイムラプス動画が生成でき、現場の状況把握をサポートできるというもの。自動でスナップショットが撮影できる機能追加なども計画中だという。セーフィーでは、建設現場向けツールとして定点カメラも導入しており、Safie Pocketとあわせて使うことで、より建設現場の把握がしやすくなるとしている。
建設現場では、管理担当者が現場を掛け持つケースが多く、日々の進捗確認などにおいて、複数の現場を訪れる移動時間などが大きな負担になっていた。Safie Pocketは、ビデオカメラを活用することで、実際に現場を訪れる回数を減らし、効率的に作業を進められるとのこと。双方向通信により、現場からの問い合わせなどに対応しやすいことも特徴としている。
カメラ本体とクラウド録画、モバイルルーター、ヘッドセット、モバイルバッテリ、充電器、USBケーブルがセットになっており、1台につき初期費用が1万5000円、月額費用が2万5000円(録画プラン含む)必要になる。
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