市場調査会社IDCが発表した市場予測によると、世界におけるデスクトップPCやノートPC、タブレットなどのパーソナルコンピューティングデバイス(PCD)の出荷数は2019年に3.3%減少する見込みだ。これは何年も前から続いている傾向である。
IDCは、同市場が2023年に出荷数ベースで3億7260万台規模に縮小するとしている。デタッチャブルタブレットや、ノートPCおよびモバイルワークステーションは、今後5年間で出荷数を伸ばし、この製品カテゴリにおけるシェアを拡大するとみられる。
「長期的な(パーソナルコンピューティングデバイス)市場は依然として衰退し続けているが、市場の体質は引き続き好転している。レイトレーシング技術の進化、5G接続やデュアルスクリーン、折りたたみディスプレイを備えたデバイスの登場が間近に迫っているため、消費者と専門家がハイエンドの製品に魅力を感じる可能性は高い」とIDCでデバイスやディスプレイを担当するリサーチディレクターのLinn Huang氏は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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