JR東日本スタートアップとShowcase Gigは3月7日、店舗省人化プラットフォーム「O:der」の連携製品として、飲食・小売店向けに共同開発したマルチ決済対応セルフレジ「O:der Kiosk(オーダー・キオスク)」を、2019年夏に首都圏駅ナカ店舗に導入すると発表した。
O:der Kioskは、業界初の完全クラウド対応セルフオーダー決済端末。ローカルネットワークでの動作を基本としていた従来機と異なり、インターネットサービスとの相互接続が特徴。ユーザーのスマートフォンから注文するモバイルオーダーサービス「O:der」と共通のプラットフォームで開発。メニューや注文の情報を一元管理できる。これにより、レジ業務やレジの設置台数を大幅に減らすことが可能だ。
このほか、多言語(英語、中国語、韓国語)にも対応し、インバウンド向けにも配慮されている。決済手段は、Suicaなどの交通系電子マネーや各種QRコードを含むマルチ決済に対応している。店内の各種端末や外部インターネットサービスとの接続先も随時増やしていく予定だ。
なお、同プロジェクトは、JR 東日本スタートアッププログラム2018の採択事業となっており、事業推進にあたり両社は資本業務提携を実施している。さらには、O:der KioskをJR 東日本グループの駅ナカ飲食店舗への導入を計画。モバイルオーダーとの併用により、顧客利便性の向上と店舗運営の合理化を実現すると言う。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?