ワシントン大学とFacebookの研究チームは、写真などを解析し、写っている人物像を背景から分離して3Dアニメーション化する技術を開発した。
この技術では、人物が平面的に写っていたり描かれたりしている写真や絵を入力すると、その人物を3Dキャラクター化して、アニメーションとして動かせる。動かす際に、写真内の背景や、外部の背景を隠す描画処理も実行できるので、写真から人物が飛び出して来るような視覚効果も実現可能だ。
背景から分離する人物像は写真やリアルな絵だけでなく、アニメのキャラクターでも処理可能。歩いたり走ったりする動作のほか、座る、飛び上がるといった動きもアニメーション化できる。
さらに、「HoloLens」のような拡張現実(AR)ヘッドセットと連携させて3Dアニメーションを動かすことで、3D化キャラクターが実在するように感じさせられるという。
研究の紹介ビデオ(出典:YouTube)
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」