「WhatsApp」、「Face ID」や「Touch ID」によるロック機能にバグ

Shelby Brown (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2019年02月22日 12時59分

 ロック解除に「Face ID」や「Touch ID」を要求できるようにする「WhatsApp」の最新機能には、重大なセキュリティ問題があるようだ。

 あるRedditユーザーが「iOS」デバイス上で、共有シート(アプリの共有アイコンをタップすると表示されるメニュー)を利用してWhatsAppを開こうとした時に、この問題を発見した。生体認証によるログインをすぐ求めるようにアプリを設定しないと、認証を要するまでの時間がリセットされ、Face IDやTouch IDによる認証が要求されないことがあるという。

 WhatsAppからのコメントはなかったが、同社はReutersに対してこのバグを認め、問題解決に取り組んでいると述べた。

提供:Iain Masterton/Getty Images
WhatsAppはバグの修正に取り組んでいると報じられた。
提供:Iain Masterton/Getty Images

 WhatsAppの広報担当者はReutersの取材に対して次のように語った。「この問題を認識しており、近いうちに修正が提供される。当面の間、画面ロックのオプションを『immediately』(すぐ)に設定するよう勧める」

 WhatsAppは1月にこのロック機能のベータテストを開始していた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]