サムスンは米国時間2月20日、サンフランシスコで開催した「Unpacked」イベントで新しいフィットネス用ウェアラブル製品を発表した。スマートウォッチ「Galaxy Watch Active」と、スポーツバンド「Galaxy Fit」「Galaxy Fit e」だ。Galaxy Watch Activeはフィットネス機能を中心としており、近いうちに血圧も測定できるようになる。
Galaxy FitとGalaxy Fit eはデザインや機能が「Gear Fit2 Pro」に似ており、四角い画面を採用している。
Galaxy Watch Activeは2018年の「Galaxy Watch」をスリムにしたような感じだ。ただし回転するアルミ製ベゼルはない。側面に2つのボタンがあり、薄いメタリックなフレームは、ブラック、シルバー、ローズゴールド、シーグリーンの4種類が用意されている。交換可能なゴムバンドも付属する。
フェースは40mm。1.1インチ(28mm)で常時オンのカラーディスプレイは360×360ピクセルとなっている。「Tizen」をベースとしたサムスン独自の「Wearable OS 4.0」を搭載する。Galaxy Watch Activeは「Android」端末と「iOS」端末の両方と連携できる。
Galaxy Fitはブラックとシルバーが用意され、フルカラーのAMOLEDディスプレイを搭載する。Fit eはより小型で、色はブラック、ホワイト、イエローがある。いずれも「Realtime OS」を搭載する。
Watch Active、FitおよびFit eはいずれも5気圧防水のため、プールや海でも使える。ただしスキューバダイビングには使うべきではない。
Watch Activeは心拍センサを背面に備えており、これを使ってカロリーを計測したり、運動中の心拍を常時計測したりできる。心拍モニタを使ってストレスレベルの計測や呼吸のエクササイズも可能だ。また、睡眠の質や時間をトラッキングすることもできる。
Galaxy Watch Activeはデュアルコアの「Exynos 9110」チップセット、4Gバイトの内蔵メモリ、768MバイトのRAM、230mAhのバッテリを備える。Galaxy Fitは120mAhのバッテリを備えており、サムスンによると1回の充電で最大1週間持続するという。
Watch Activeは新しい「Galaxy S10」の背面でワイヤレス充電が可能だ。
Galaxy Watch Activeは199.99ドル(約2万2000円)で、2月21日から米国で事前予約を受け付け、3月8日に出荷を開始する。Galaxy Fitは99ドル(約1万1000円)で、2019年第2四半期に発売予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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