Omnichargeは2月12日、同社が販売するモバイルバッテリー「Omnicharge」の給電可能範囲を進化させた「Omnicharge +」シリーズを3月29日より量販店および、ウェブサイトにて販売すると発表した。
新製品では、利用用途に合わせた「Omni 13 +」「Omni 20 +」「Omni 20 + USB-C」の3タイプをラインアップした。
Omni 13 +は、AC出力(×1)、USB-A出力(×2)、USB-C出力(×1)の3出力を備えたほか、軽量かつスマートフォンほどのサイズにより、持ち運びに適しているという。
最大出力は、65W。容量は、1万3600mAh。外形寸法は、131mm×84mm×22mm。重量は、405g。希望小売価格は、税込1万8144円。
Omni 20 +は、Omni 13 +と同じ出力ポートに加え、ワイヤレス給電機能(Qi)、電圧変更可能なDC出力、充電しながら各デバイスへの給電を行うパススルー充電機能を備えたのが特徴。
最大出力は、100W。容量は、2万400mAh。外形寸法は、127mm×122mm×27mm。重量は、611g。希望小売価格は、税込2万5704円。
また、Omni 20 +に保護ケースとUSB-C Wall Chargerを付属させた「Omni 20 + Pro Bundle」も同時に販売する。
Omni 20 + USB-Cは、ワイヤレス給電機能(Qi)とUSBメモリに保存した情報を本体経由で取り込むUSB HUB機能を備えたほか、USB-AとUSB-Cポートをそれぞれ2つ搭載。他2製品と異なり、AC出力は搭載していない。
最大出力は、100W。容量は、2万100mAh。外形寸法は、127mm×122mm×27mm。重量は、503g。希望小売価格は、税込2万1384円。
さらに、クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行販売プロジェクトを開催していた最大4万300mAhの「Omni Ultimate」の販売も開始する。3月29日より受注受付を開始し、発送は約90日後だという。
また、複数のOmnicharge製品の管理と充電を同時に行うことを可能にした「Omni Power Station +」のクラウド管理サービスを法人・自治体向けに用意する。
Omni 20 +を5台搭載する「Omni Power Station + 5X」(税込25万344円/取り扱い開始日は3月29日)と10台搭載する「Omni Power Station +10X」(税込43万8264円/取り扱い開始日は3月11日)の2モデルをラインアップ。
Station本体とモバイルアプリを連携させることで、子機のレンタルや返却システムを実現したほか、各子機の使用状況やStation全体の情報も確認可能。
インターネットイニシアティブ(IIJ)との協業によりSIMカードを搭載するため、クラウド利用にも対応している。Wi-Fi環境のない場所でも、モバイル回線を通じた遠隔操作によるロック解除が行え、子機の管理をスマートに行えるという。
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