写真共有サイトのFlickrは、有料サブスクリプションのために年額49.99ドル(約5500円)を払いたくないユーザーに対し、自分の写真をダウンロードできる期間を1カ月延長した。
3カ月前、Flickrの新しい所有者であるSmugMugは、無料版で保存できる写真と動画の上限を1000点にすると発表した。それを超える写真をFlickrに保存しているユーザーは、期限である米国時間2月5日までにそれらの写真をダウンロードする必要があった。しかし、一部のFlickrユーザーが正常にダウンロードできない問題が発生したため、Flickrは期限を延長した。
Flickrは声明の中で、「会員からのフィードバックや、一部の会員が昨日写真をダウンロードしようとした際に発生した複雑な問題を踏まえて、削除までの猶予期間を2019年3月12日まで延長した」と述べた。
2004年に創業したFlickrは、写真愛好家のハブとして人気を博してきた。ユーザーは「Photostream」(フォトストリーム)を通して自分の日常生活を共有したり、動物の写真を扱うグループや、ロシア製フィルムカメラ「Lomo」で撮影した写真を扱うグループなどに参加したりできる。
米Yahooは2005年にFlickrを買収したが、人々がFacebookやInstagram、Snapchatといったソーシャル機能を重視するサービスに移行する中で、Flickrの重要性を維持するのに苦労した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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