セブン銀行と、資産運用とアプリを開発・運営するTORANOTECは1月31日、事業拡大に向けた戦略的パートナーシップを前提とする20億円の資本提携契約を締結したと発表した。
セブン銀行は、トラノテック設立初期からの株主であり、両社は、「リアルおつり投資」実証実験プロジェクトなどを実施している。今回の出資でさらに強固なパートナーシップを確立することで、トラノテックが資産運用子会社のTORANOTEC投信投資顧問を通して提供する資産運用サービス「トラノコ」を、日々の消費生活に一体化したサービスに発展させ、様々な形での業務提携を進めていくとしている。
トラノコは、クレジットカードや電子マネーなど、日々の購買データから算出される買い物のおつり分で投資できるサービス。3つのファンドから1つを選ぶだけで、世界中の株式・債券などに5円から1円刻みで分散投資できるのが特徴。また、おつり投資以外にも、ポイントでの投資などの機能を搭載しており、投資初心者でも無理なく長期的な資産形成を始められるという。
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