Dynabookは1月17日、新社名「Dynabook」での事業活動の第1弾商品として、モバイルノートPC「dynabook G」シリーズをdynabookブランド誕生30周年記念モデルとして商品化。店頭向け/法人向けノートPCの新商品ラインアップとともに順次発売すると発表した。
今回発表したのは、店頭モデルとなるモバイルノートPC「dynabook G」シリーズ(市場想定価格:14万前後~、1月24日から順次発売)、2in1 デタッチャブル PC「dynabook D7」(同:19万円台半ば、1月24日発売)、2in1 コンバーチブル PC「dynabook V」シリーズ(同:16万円台半ば~、1月24日から順次発売)、光学ドライブ付きモバイルノート PC「dynabook R3」(同:13万円台半ば~、1月24日発売)、ベーシックノート PC「dynabook X」シリーズ(同:14万円前後~1月24日から順次発売)。
法人向けとなるビジネスモバイル PCは「dynabook G83/M」(28万7000円~)、「dynabook U63/M」(35万8000円~)「dynabook R63/M」(27万2000円~)、「dynabook R73/M」(24万円~)、ビジネスノート PC「dynabook B75/M」(27万8000円~)、「dynabook B65/M」(21万3000円~)、「dynabook B55/M」(23万2000円~)、「dynabook B45/M」(20万8000円~)、2in1 デタッチャブル PC「dynabook D83/M」(27万2000円~)、2in1 コンバーチブル PC「dynabook VC72/M」(28万7000円~で、いずれも1月17日発売。
今回発表した「dynabook G」シリーズは、「The Note PC」をコンセプトに、唯一無二のモバイルノートPCの実現を目指し、軽量ボディ、堅牢性、駆動時間、拡張性、セキュリティ性能のすべてを追求。軽量で剛性が高いマグネシウム合金ボディの採用やさまざまな部品の軽量化の追求、素材や構造の見直しなどにより約779gの軽量ボディを実現した。
商品名に「G」と名付けたことには大きな理由がある。本物の、正真正銘の、真の、誠実な、純粋なといった意味を持つ「Genuine」からGとした。
さらに、自社による開発・製造と先進の筐体設計・製造技術を生かした強堅ボディとなっている。実際の使用環境以上の過酷な品質試験を第三者認証機関の確認のもとで実施し、米国国防総省が制定したMIL規格(MIL-STD-810G)に準拠する耐久テストでは、26方向から76cm落下させて動作確認を行うテストを含む10項目のテストをクリアするなど、実用性の高い堅牢性が実証されている。
あえてコストの高い素材を使用せず、長年培った解析技術により軽量化と堅牢性を両立しているのがポイントだ。製品の外装面には、衝撃に強く壊れにくいMgAIプレスを採用。製品内装面には、リブによる補強などの構造の追加が容易なMgAIダイカストを採用している。バッテリやキーボード部など、必要な箇所にリブ補強を実施し、堅牢性を向上させている。
ディスプレイには、鮮やかで豊かな色彩表現と高い省エネ性を実現するシャープの13.3型FHD・IGZO液晶ディスプレイを搭載。
軽量コンパクトボディながら、最大約19時間の長時間バッテリー駆動に対応し、第8世代インテルCPUやPCle対応高速SSDを搭載したほか、USB Type-Cコネクタ、USB3.0コネクタ、HDMI出力端子、標準の有線LANコネクタなどを搭載している。
また、赤外線センサーと可視光センサーをひとつにまとめた「Windows Hello」対応の赤外線顔認証の搭載により、写真や絵による「なりすまし」を防止でき、高度なセキュリティを実現した。
Dynabookは1月1日付けで東芝クライアントソリューション(TCS)から「Dynabook株式会社」へと社名変更している。なお、シャープがDynabookを子会社化ており、鴻海グループとなっている。
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