Nikeは2016年、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」に登場したような、靴紐が自動で締まるシューズ「Hyperadapt(ハイパーアダプト)1.0」を発売した。このシューズは720ドル(日本では税込8万1000円)と高価だが、同社は2019年春、350ドル(約3万8600円)の新モデルを発売する計画だ。
SoleCollectorの報道によると、Nikeの最高経営責任者(CEO)のMark Parker氏は米国時間10月20日、決算発表の電話会議でこの計画を発表し、この新製品がパフォーマンスバスケットボールシューズとなることも明らかにしたという。
Hyperadapt 1.0では、ユーザーが靴に足を入れると自動で靴紐が締まる。具体的には、かかと部分のセンサを使って靴紐を閉めた後、側面のボタンで装着感をさらに調節する。
バスケットボールシューズ分野に進出するHyperadaptシリーズとして見た場合、350ドルという価格は前作よりもはるかに安い。しかし、誤解してはいけない。シューズの価格としては、依然として高価だ。例えば、Nikeのバスケットボールシューズ「Lebron 16」は185ドル(日本では税込2万1600円)で販売されている。
Nikeはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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