金融機関連携プラットフォームサービスを提供するココペリは12月21日、静清信用金庫、横浜信用金庫と経営支援プラットフォーム「Big Advance」を活用した広域連携を開始すると発表した。
静清信用金庫と横浜信用金庫は、地域金融機関として金融サービスを通じた地域社会の発展に貢献する「地域密着型金融」を推進し、中小企業の経営支援を行っている。
一方で同社は、「Fintech × AI」の領域で事業展開しており、4月に中小企業支援をトータルサポートするプラットフォーム「Yokohama Big Advance」を横浜信用金庫と共同開発。「金融サービス革命で地域を幸せに」をコンセプトに、中小企業の成長を全面的にサポートする新たな価値提供を目指している。
今回、静清信用金庫の参加に伴い、1社2金庫で、地域金融機関の取引先企業ネットワークとベンチャー企業の技術を融合し、先進的且つ効果的な経営に関わる情報をワンストップで提供するクラウドサービス「Big Advance」を活用した広域連携を開始。「地方創生」「地域活性化」を推進するという。
今後は、企業情報などから成約率の高いマッチングを自動提案するAI技術を「Big Advance」導入するなどの取組みを予定。日本全国の金融機関に広がっていくことで、プラットフォームとしての価値最大化を図り、さらなる地域活性化への貢献と広域連携を目指す。
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