Appleが「iPhone X」シリーズのディスプレイの仕様について不正確な情報を伝えているとする集団訴訟が、米国時間12月14日に提起された。
原告団はカリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所で訴訟を起こし、AppleがiPhone Xや「iPhone XS」「iPhone XS Max」のディスプレイの画面サイズとピクセル数を偽って宣伝していると主張している。
Appleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。
55ページにわたる訴状によると、Appleはノッチや角のような画面以外の部分を計算に入れて、画面サイズを偽っているという。つまり、新しいiPhoneシリーズは、宣伝されているような「すべてがスクリーン」ではなく、たとえばiPhone Xの画面サイズは5.8インチとされているが、原告が測定したところ「約5.6875インチしか」なかったと主張している。
原告側はまた、iPhone Xシリーズのスマートフォンが、宣伝されているよりも画面解像度が低いと主張している。iPhone Xは解像度が2436x1125ピクセルのはずだが、訴状によると、各ピクセルに赤、緑、青のサブピクセルを持つ真の画素が含まれていない。iPhone Xは各ピクセルに、宣伝されているよりも少ない2つのサブピクセルしかないという。訴訟ではまた、「iPhone 8 Plus」のほうがiPhone Xより画質が高いと主張している。
原告側の弁護団もコメントの依頼にすぐには応じなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」