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世界で10万台のプリンタが乗っ取られたおそれ--著名YouTuberの支援メッセージを印刷

Charlie Osborne (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2018年12月18日 11時42分
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 報道によると、世界中のプリンタがまたしても乗っ取られ、有名なビデオブロガーのチャンネルへの登録を促すようになったという。この攻撃は、大規模なセキュリティ問題も浮き彫りにした。

 今回の2度目の攻撃の実行者は、11月に約5万台のプリンタを乗っ取ったのと同じと考えられている。この人物がBBCに語ったところによると、今回の攻撃は規模が2倍に拡大しており、10万台以上のマシンが影響を受けたという。

 その主張が事実かどうかは、まだ確認されていない。

 @HackerGiraffe(ハッカー集団のメンバーで、今回の攻撃の実行者だと主張している人物)のツイートによると、仕事に出勤した人々が12月17日にマシンを起動して、攻撃者の狙い通りにプリントアウトされた書類を見つける頃、大学の試験を受けているはずだという。

 一部のユーザーは新しい印刷物の写真を既にソーシャルメディアで共有している。これらの印刷物は、乗っ取ったプリンタに強制的に印刷させたものだ。英国や米国、スペイン、オーストラリアなどの国のユーザーが影響を受けたと考えられている。

印刷されたメッセージには、「PewDiePieが窮地に立たされている。T-Seriesを倒すために、あなたの助けが必要だ」と書かれている。

 印刷されたメッセージには、「PewDiePieが窮地に立たされている。T-Seriesを倒すために、あなたの助けが必要だ」と書かれている。これは、そのYouTuber(Felix Kjellberg氏としても知られる)とT-Series(インド最大の音楽配信会社の1つ)の間で現在も継続中の戦いを指している。

 両者の争いはここ数カ月の間に激化している。PewDiePieのファンはYouTube上でエールを送ったり、フォーラムやオンラインゲームセッションなどのインターネットのあらゆる場所でPewDiePieのチャンネルに登録するよう呼びかけている。

 こうしたPewDiePieチャンネルへの登録を呼びかける活動は、YouTubeの2018年のハイライト動画「Rewind」でPewDiePieが取り上げられなかったことでも加速している。

 スウェーデン人ビデオブロガーのPewDiePieは、さまざまな人種差別的発言をしているとして論争を巻き起こしている。反ユダヤ主義的な内容のチャンネルを宣伝したとも報じられている。

 本稿執筆時点で、PewDiePieのフォロワー数は7700万人。一方、T-Seriesのフォロワー数は7500万人強で、現在も増加している。

 最も重要なこととして、メッセージには「真面目な話だが、あなたのプリンタは悪用可能な状態になっている。直すべきだ」とも書かれている。攻撃を仕掛けたこと名乗る人物はBBCに対し、このたびの行動は、広範に行われている攻撃の「現実的な結果」や、デバイスをオープンでアクセス可能なままにしておくことのリスクに注目してもらうための試みだったとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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