Facebookのファクトチェックを担う人物らが英The Guardianに対し、Facebookの数々の不祥事を受けて同プラットフォームへの信頼を失っており、自分たちの取り組みがうまく機能しているのか分からないとの考えを語ったという。The Guardianが現地時間12月13日に報じた。Facebookと提携したファクトチェックサイトであるSnopesの元編集長、Brooke Binkowski氏は、Facebookが危機管理広報にファクトチェッカーを利用していると非難した。
Facebookは同日、これを受けて声明を公開。同社は何年も前から偽情報対策に献身的に取り組んでおり、The Guardianの記事に書かれている元ファクトチェッカーについては、6カ月前からそのプログラムに関与していないとした。
Facebookでニュースの信ぴょう性のためのパートナーシップを統括するMeredith Carden氏は、「われわれは現在も継続中のパートナーシップとこれらのジャーナリストの取り組みを尊重しており、2019年にはこのプログラムをさらに多くの国々に拡大する予定だ」と述べた。Facebookはファクトチェックに関して24カ国で35のパートナーを有しており、偽情報とされた投稿についてはその後の閲覧回数を平均で80%減らせるという。
The Guardianはさらに、匿名のファクトチェッカーらの話として、ファクトチェックに関するFacebookとのパートナーシップの終了を強く求めているジャーナリストもいると報じた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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