同日サンスターは記者会見を開き、G・U・M PLAYのAmazon Dash Replenishment対応について説明した。
G・U・M PLAYは、アナログの歯ブラシを専用のアタッチメントに装着すると、アタッチメントの加速度センサを活用し、連携したスマートフォンで歯ブラシの動きがわかるというもの。
専用アプリの「MOUTH STATUS」には、90回磨くと歯ブラシの交換を促す新機能を追加。使用状況に応じて歯ブラシの交換を促進するほか、Amazon Dash Replenishmentに対応することで、歯ブラシの在庫数が残り1本になると歯ブラシや、液体歯磨きと歯ブラシのセットなど事前に選択した製品が自動的に届くようになる。
毛先が広がったり傷んだりした歯ブラシは歯垢除去率が低下するため、サンスターは、1日3回の歯磨きで約1カ月(90回)の交換を推奨している。
しかし「歯ブラシの買い換え時期がわからない」「歯ブラシを前回いつ交換したかわからない」といった理由で、同じ歯ブラシを2カ月以上使っている人が6割を占める課題があった。
サンスターの仮屋光広氏(消費財事業グループ統括 マーケティング本部 オーラルケアマーケティング部長 兼 GUMブランドマネージャー)は、「現代人が歯を失う最大の原因は歯周病。歯周病の予防ポイントは、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアと毎日のホームケア。課題を解決しないと正しいホームケアができない。Amazon Dash Replenishmentの対応で、新しいライフスタイルをサンスターが提案する」と説明した。
Amazon Dash Replenishmentでは、歯ブラシのパックや液体歯磨きのセットなど合計11製品をラインアップ。「G・U・M PLAYの売上げは4倍から5倍になると見込む。またAmazonでの売上げも3倍、4倍の効果を見込む」(仮屋氏)と期待を寄せた。
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