ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は12月3日、日本を含むアジア地域でヒットした、プレイステーション関連タイトルを表彰する「PlayStation Awards 2018」(PS Awards 2018)を開催。日本を含むアジア地域で累計生産出荷数・配信枚数が400万を超えたタイトルのQuadruple Platinum Prizeとして、カプコンの「モンスターハンター:ワールド」が受賞した。
PS Awardsは、1994年のプレイステーション誕生から毎年開催。2018年で24回目を迎える。主に2017年10月1日から2018年9月30日の期間を対象に、日本を含むアジア地域でヒットしたプレイステーション関連タイトルならびに、ユーザーからの投票により支持を受けたタイトルを表彰するイベントとなっている。
Quadruple Platinum Prizeは、「モンスターハンターポータブル 3rd」が受賞して以来7年ぶり。授賞式には、本作のプロデューサーを務める辻本良三氏、エグゼクティブディレクター兼アートディレクターの藤岡要氏、ディレクターの徳田優也氏が登壇したほか、3人には内緒で、本作に携わったスタッフのなかから33名がステージに登場し、にぎやかなものに。そしてSIEからは、大漁旗ならぬ“大猟旗”が贈呈された。
辻本氏は、「(モンスターハンター)ワールドでも、この賞は目標だった」とし、関係者や開発スタッフへの感謝とともに「何よりも、遊んでくだった全ハンター(プレーヤー)のみなさん、本当にありがとうございました」とコメントした。
このほか、同じく100万を超えたタイトルのPlatinum Prizeには、「The Last of Us Remastered」(SIE)、「ペルソナ5」(アトラス)の2タイトルが受賞。同50万を超えたタイトルのGold Prizeには、「スーパーロボット大戦V」(バンダイナムコエンターテインメント)、「ウイニングイレブン2018」(コナミデジタルエンタテインメント)、「グランツーリスモSPORTS」(SIE)、「コールオブデューティワールドウォーII」(SIE)、「ゴッド・オブ・ウォー」(SIE)、「実況パワフルプロ野球2018」(コナミデジタルエンタテインメント)、「Marvel's Spider-Man」(SIE)が、それぞれ受賞した。
日本を含むアジア地域のネットワーク売上上位3タイトルのPlayStation Network Awardでは、「FIFA 18」(エレクトロニック・アーツ)、「モンスターハンター:ワールド」(カプコン)、「フォートナイト」(Epic Games)。PlayStation VRの盛り上がりに貢献した3タイトルのPlayStation VR賞は、「V!勇者のくせになまいきだR」(SIE)、「グランツーリスモSPORTS」(SIE)、「The Elder Scrolls V: Skyrim VR」(ベセスダ・ソフトワークス/ゼニマックス・アジア)。インディーズタイトル、及び配信専用タイトルのラインナップ拡大に貢献した3タイトルのインディーズ&デベロッパー賞は、「Ultimate Chicken Horse」(4341571 Canada Inc. DBA Clever Endeavour Games)、「ABZU」(505 Games)、「Dead Cells」(Motion Twin)が、それぞれ受賞した。
ユーザーによる投票数の上位10タイトルのユーザーズチョイス賞は、「Assassin's CreedR Origins」(ユービーアイソフト)、「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」(スクウェア・エニックス)、「龍が如く 極2」(セガゲームス)、「モンスターハンター:ワールド」(カプコン)、「フォートナイト」(Epic Games)、「ゴッド・オブ・ウォー」(SIE)、「DARK SOULS REMASTERED」(フロム・ソフトウェア)、「Detroit: Become Human」(SIE)、「Marvel's Spider-Man」(SIE)、「英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-」(日本ファルコム)が受賞。なおドラゴンクエストXIについては、期間中のアジア地域での発売を受け、ユーザー投票はアジア地域でのみ実施したものという。
なお、PlayStation Storeでは12月4日から「PlayStation Awards 2018」開催記念キャンペーンを実施予定。2018年の受賞作品を特集した特設ページを設けるとともに、PS Awardsの歴代受賞作品やその関連作品をセール価格で販売するとしている。
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