ビックカメラグループは12月3日、スマートフォン決済サービス「PayPay」に12月4日より対応すると発表した。ビックカメラ、コジマ、ソフマップ全店(215店舗)で利用可能になる。
ソフトバンクとヤフーのジョイントベンチャーが運営するPayPayは、ソフトバンクビジョンファンドが出資するインド最大のモバイル決済サービス「Paytm」の技術をベースにしたキャッシュレス決済サービス。あらかじめ銀行口座からチャージした電子マネー(PayPay電子マネーまたは、Yahoo!マネー)と、クレジットカードによる2種類の支払いに対応しており、店舗などの事業者が表示したQRコードをユーザーがアプリで読み取る「ユーザースキャン」方式と、ユーザーがアプリで表示したコード(バーコード、QRコード)を店舗側がレジなどで読み取る「ストアスキャン」方式の2通りが利用できる。
PayPayでは、12月4日~2019年3月31日まで「100億円あげちゃうキャンペーン」を開始。PayPayで支払いをすると、支払額の20%がPayPayの残高として還元(月最大25万円までの支払いに適用)される。また、40回に1回の確率で支払額の全額が還元(月最大10万円まで)され、Yahoo!プレミアム会員は確率が20回に1回、ソフトバンクとワイモバイルユーザーは確率が10回に1回になるという。ビックカメラグループ以外にも、ファミリーマートやHIS、ヤマダ電機、ジョーシン、エディオン、和民、白木屋、ポプラ、ミニストップ、松屋、第一交通産業などPayPay対応店舗での全決済が対象となる。
ビックカメラグループは、PayPayのキャンペーン発表会にて対応を表明していたが、開始時期については未定としていた。なお、PayPay決済での20%還元とは別に、ビックポイントも8%(現金支払い時にポイント10%還元の商品の場合)付与される。
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