「Project Fi」が「Google Fi」に改称され、対応機種を拡大した。Googleは米国時間11月28日、Google FiがサムスンとOnePlus製の一部の端末と「iPhone」で利用可能になることを発表した。ただし、iPhoneにはしばらくの間ベータ版が提供されるという。
今回の発表までは、Google Fiは少数の「Android」搭載スマートフォンでしか利用できず、対応機種は、LGとMotorolaの一部機種と、「Pixel」や「Nexus」などのGoogleブランドの端末だけだった。Googleは、ユーザーベースの拡大と端末サポートの強化に本腰を入れて取り組んでいる。
Googleはさらに、Google Fiの対応機種拡大を記念して、28日の1日限定で特典を提供する。fi.google.comで対応機種を購入した新規または既存顧客に対し、支払い金額と同額分を、Delta Airlines、Southwest Airlines、Airbnb、Hotels.comで利用できるギフトカードの形でキャッシュバックする。手持ちの端末でGoogle Fiに新規に申し込む場合は、今後の請求金額から200ドル分の割引が得られるという。
すべての機能が、Androidまたは「iOS」を搭載する任意のスマートフォンで利用できるわけではないことに注意してほしい。すべての機能を利用するには、Google Fi用に特別に設計された端末を使用することをGoogleは推奨している。
Project FiはWi-Fi優先ネットワークのため、ユーザーが音声通話やテキストメッセージを利用する際には、まずはその地域のWi-Fiネットワークに接続される。このWi-Fiは、自宅やカフェなどに設置されているものと変わりない。米国で使用する場合、Wi-Fiネットワークが利用できないときには接続先がSprintかT-Mobile、 US Cellularの通信ネットワークに切り替わる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス