ディー・エヌ・エーは11月15日、同社が提供しているタクシー配車アプリ「タクベル」の全国展開を機に、12月5日から新名称「MOV(モブ)」に変更すると発表した。
タクベルはこれまで、神奈川県タクシー協会と神奈川県内でサービスを展開しており、利用状況は好調だという。今回のリブランディングの背景には、全国展開を機にタクシー業界に新しい風をおこし、タクシー事業者とともに進化・新しさを発信していくために、「ちょっと先の未来(新しさ)」+「移動」を感じてもらえるようなコンセプトとして考案したと説明する。
また、新名称となるMOVは、「移動、人の心を動かす、感動させる」などの意味を持つ「MOVE」が由来。ロゴデザインは、上空から見た車をシンプルに抽象化して表現している。同社によると、MOVというサービスを通して、新しいタクシー移動体験を提供したいという想いを込めているという。
12月5日に予定している東京23区を中心としたエリア展開に加え、2019年春には京阪神エリアでの展開が決定。各地のタクシー事業者と連携し、都市圏を中心に順次全国各地へと拡大していく予定だという。タクベルのアプリは引き続き利用できるが、12月5日以降のアップデートにより、新アプリMOVへと切り替わる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス