シェアエックスは11月7日、企業の新規事業・市場開拓・M&Aを目的とした、テックベンチャー発掘プラットフォーム「SEKAIBOX(セカイボックス)」のベータ版をリリースした。企業が現地に社員などを派遣しなくても、海外の有望なスタートアップを発掘できるプラットフォームだ。
SEKAIBOXでは、世界中で開催されているテクノロジの展示会に同社の現地スタッフが参加し、自ら取材して厳選した企業やプロダクトの情報を、依頼主の登録内容に合わせて“パートナー候補”として無料配信する。また、配信した情報の個別リサーチや商談のサポートを有料で提供する予定だという。
当初の取材メンバーは約10名で、日本人から現地人までさまざま。ITリテラシーや交渉力、ヒアリング力の高いメンバーを揃えているという。将来的には、クラウドソーシングのような形で、現地にいる取材力のあるメンバーを増やしていく予定だという。
展開エリアについては、まずは日本語での情報が少ない、欧州やインド、アフリカなどの展示会に参加し、現地のスタートアップの情報を発信するとしている。スタートアップは1年後には会社が存在しないことも珍しくないため、企業情報データベースとして蓄積するのではなく、あくまでも展示会で必要な情報をスピーディに得られるプラットフォームを目指すという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方