米国在住のAppleユーザーは、米国時間10月17日より、Appleのプライバシーポータルから同社が保有する自分の情報をダウンロードできるようになった。
「プライバシーは基本的な人権である」とプライバシーポータルには記されており、「優れた体験をするために、あなたのプライバシーと安全を犠牲にする必要はない」とも記されている。
Appleがオープン性を推進するのは、欧州の一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)が5月に施行されたことを受けた動きで、このプライバシーポータルは、欧州のユーザーに対して既に提供されている。情報には基本的に、氏名、電子メールアドレス、住所、電話番号、購入履歴などが含まれる。
Appleは、利用者ごとにランダムな識別子を提供し、エンドツーエンドの暗号化を使って、ユーザーのプライバシーを保護していると述べている。これは、「Apple Maps」を使用するユーザーが個別に特定されることはなく、ユーザーの「iMessage」の内容をAppleが確認することはできないことを意味する。
データの取得方法はAppleのウェブページで確認できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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