MITがAI研究の「ハブ」目指す新校を設立、約1100億円を投じる

Gordon Gottsegen (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年10月16日 08時20分

 マサチューセッツ工科大学(MIT)は米国時間10月15日、人工知能(AI)とコンピューティングの研究に10億ドル(約1118億円)の資金を投入することにより、先陣を切ってAIの開発を推進すると発表した

マサチューセッツ工科大学(MIT)
マサチューセッツ工科大学(MIT)
提供:Christopher Harting/MIT

 MITはこの発表の中で、2019年9月に新たに開校予定のStephen A. Schwarzman College of Computingについて説明した。同校の名称は、プライベートエクイティ投資会社Blackstone Groupの最高経営責任者(CEO)で共同創設者のSchwarzman氏にちなんで付けられている。Schwarzman氏は、同校を新設するためにMITに3億5000万ドル(約391億円)を寄付した。

 Schwarzman College of Computingは、コンピュータサイエンス、AI、データサイエンスをはじめとする関連分野に取り組むための「学際的ハブ」を目指す。同校では、AIのブレークスルーや倫理的応用に主眼を置いた研究が行われるという。

 AIは、私たちの日常生活でますます多く使われるようになっている。スマートアシスタントやコネクテッドホームの普及に加え、「Google Duplex」のような、SFと見まがうレベルにまでの技術の進歩に、その様子が現れている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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