グーグル傘下のWaze、相乗りサービス「Waze Carpool」を全米で提供へ

Andrew Krok (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年10月11日 11時39分

 ソーシャル・カーナビ・アプリを手掛けるWazeは米国時間10月10日、これまで一部の都市だけで提供されていた「Waze Carpool」サービスが全米で利用可能になったことを発表した。このサービスの仕組みは非常に単純である。Wazeユーザーが車を運転していて、座席が空いている場合、車内の空いている座席を同じ方向に移動したいほかの人に提供することができる。ドライバーはお金を受け取り、相手は車に乗せてもらうことができる。これだけだ。

 Waze Carpoolでは、ドライバーは助手席に座る人間を慎重に選ぶことができる。誰かと強制的にマッチングされることは決してない。同乗者を選ぶのはドライバーだ。この選定作業ではフィルターを使うことが可能で、ドライバーは検索対象を同僚やクラスメート、共通の友人がいる人間などに絞り込むことができる。決済もアプリを通して処理される。

 運転と同乗の両方を計画している場合は、2つのアプリが必要になる。従来のWazeアプリ(「iPhone」と「Android」の両方で利用可能)がドライバー側の手続きを処理し、同乗者はWaze Carpoolアプリ(これもiPhoneとAndroidの両方で利用可能)を使用する。可能な限り多くの人間にできるだけ早くアプリを使ってもらうため、Wazeは期間限定で同乗者に2ドル相当のポイントを提供するほか、20ドルの紹介料(ドライバーの場合は現金、同乗者の場合はポイント)も提供する。

提供:Waze
提供:Waze

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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